私が考える、コストパフォーマンスが最も高いフォーマットはマイクロフォーサーズである。

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昨日、フォーマットによる画質論争は意味が無いという私の結論を記事にしました。

では、私(管理人)が思う総合性能が最も高いフォーマットは何なのか、書いていこうと思います。


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カメラのperformanceを測る基準

画質が最もいいのはフルサイズです。これは昨日書いた記事のとおりです。

昨日書いたフォーマットに関する記事

私が考えるカメラの性能の指標としては、以下の4点です。

  1. 画質
  2. 携帯性(重量・寸法)
  3. AF性能
  4. 価格

あくまで静止画を前提にした基準ですが、この4点のバランスが最も良いカメラが、コストパフォマンス良いカメラであると考えます。

昨日の記事でも書きましたが、カメラは撮影のシチュエーションによって、複数のカメラを使い分けるのが最良の選択です。すべてが完璧なフォーマットは存在しませんからね。

先ほど示した4点の指標は、一般的な一眼ユーザーがデジカメを選ぶ上で、絶対に避けては通れない項目だと考えています。

一つづつ説明します。

1 画質

画質は言うまでもなく、一眼を選ぶ最大の要因でしょう。画質が気にならないなら、この記事を読むことすらありえないでしょう。コンデジを選べばいいと思います。

一眼を選ぶ以上、最低限の一眼画質は確保したいところです。

2 携帯性

最近はプロカメラマンですら、携帯性を考慮したカメラ選びをしているとも聞きます。

一般ユーザーにとって携帯性は、気軽にカメラを持ち出す機会を増やし、偶然遭遇するかもしれないシャッターチャンスをつかむために重要な要素です。

例えば私の場合は、子ども撮りがメインのパパカメラマンなので、通常お出かけするときは、なるべく荷物は少なくなるようにしたいと考えます。

子どもとの外出はどうしても荷物が増えるため、大きく重いカメラを持ちだしても、歩くのすらしんどくなります。抱っこやおんぶなどの要求が始まると、子どもの重量、手荷物重量、そしてカメラ重量が一人にのしかかります。その結果、カメラを持ち出すのを諦めます。これでは意味がありませんね。

軽さはとても強い武器なのです。

3 AF(オートフォーカス)性能

最近のカメラはどれも本当に良く出来ています。多少操作性が悪いカメラも有りますが、悪いと言っても、撮影ができないようなレベルではなく、必要十分な機能が備わっています。

カメラの性能で、最も差がつくのがAF性能です。AF-Sで撮るような被写体の場合は、どのカメラでもいいですが、動き物の場合はAF-C性能が良いカメラでなければ、ピントが来ないので、画質云々言う以前の問題となってしまいます。

4 価格

人には予算というものがありますから、これを無視することはできません。

お金がいくらでもあるなら、全部のカメラを買えばいいという雑な結論になって終わってしまいます。

よって、値段はとても大事な要素です。

フルサイズ用のカメラボディ、レンズほど、価格が高く、フォーマットが小さくなるに連れて、どんどん安くなっていきます。

各フォーマットの採点とその理由

今回フォーマットごとに私が考える評価を★の数でつけてみようと思います。繰り返しますが、私の撮影環境下での評価なので、すべての人に当てはまるとは限りません。

ちなみに私の撮影環境は、室内、屋外での子ども撮影が9割、日中の風景撮影が1割です。

また、比較するカメラボディは、廉価機からフラッグシップまで私の都合でチョイスします。

フルサイズ(Canon EOS 6Dの場合)

画質 :★★★★★100点 画質は満点。写真の空気感など他のフォーマットでは表せない表現が可能

携帯性:☆☆☆☆☆5点 これは本当に最悪。私の装備だと、カメラボディ680g、レンズ950g、バッテリーグリップ300gの合計1930g。重すぎ。

AF     :★★★★☆80点 Nikon、Canonのフルサイズ機であれば、6DやD600などの廉価機でもAF性能は十分優秀。ただし、SONYのEマウント機は、現状AF性能は使えない(★☆☆☆☆レベル)。

価格 :☆☆☆☆☆10点 高すぎ。一番安いフルサイズで10万以上する。

合計点:200点

APS-C(Nikon D5300の場合)

画質 :★★★☆☆70点 十分高画質だが、フルサイズには2歩は劣る。人物撮影で空気感を出すのは難しい。

携帯性:★★☆☆☆40点 携帯性はフルサイズよりはかなりいいものの、ボディもレンズもかなりデカイことに変わりはない。

AF   :★★★★☆80点 Nikonやキャノンを選ぶなら、フルサイズ同様問題ないが、ミラーレスであればソニーのα6000以外は★☆☆☆☆。EOSMはM2は使ったことがないが、評判を見ている限り、子どもの動きには付いていけそうにない。

価格 :★★★★☆80点 廉価版レンズ前提での評定。フルサイズから比べると、かなり安い。ただし、高級レンズを使うなら、フルサイズとはあまり変わらない。

合計点:270点

マイクロフォーサーズ(Olympus OM-D E-M1の場合)

画質 :★★★☆☆65点 Olympus製マイクロフォーサーズの場合、画質はAPS-Cと比べてほぼ変わらない。ボケ量もそれほど変わらない。

携帯性:★★★★★95点 一眼の中ではかなりの小ささ。持ち運びに苦労はほぼない。

AF   :★★★★☆75点 E-M1に限って言えば、位相差AFが使えるので、かなり良好。逆にE-M1以外だと、★☆☆☆☆レベル。E-P5などのコントラスト方式は子ども撮りには使えない。

価格 :★★★★★90点 E-M1はボディ自体はかなり高価なので★一つレベルだが、レンズはマイクロフォーサーズ用なので、システム全体としては安い。

合計点:325点

CXフォーマット(Nikon1 V1の場合)

画質 :☆☆☆☆☆10点 画質は、日中の晴天以外、かなり辛い。ノイズが酷い。

携帯性:★★★★★90点 フォーマットから考えると大きい。標準域であればマイクロフォーサーズの方が小さい。ただし、望遠レンズは非常にコンパクト。

AF   :★★★★★90点 センサーが小さいので、ピントが広いということもあるにしても、D4並と言われる素晴らしいオートフォーカス。動きものでもバンバンピントが来る。

価格 :★★★★☆80点 レンズは比較的安価だが、ボディが割りと高い。

合計点:270点

結論としてはマイクロフォーサーズが最もコストパフォーマンスに優れる

少々乱暴な評定方式ですが、フォーマット毎の私の採点は以上のとおりです。

正直、上記組み合わせは、無数にあるカメラボディとレンズの組み合わせのうちのごく一部ですので、組み合わせによって、評価はかなり上下すると思います。あくまで、お金をかけなさすぎず、かけすぎずという微妙な設定で評価しています。

いずれにしても、あくまで私のこれまでの経験下での評価ですので、絶対評価ではありませんことを、ご理解ください。

 

こうしてみると、私のメイン機のフルサイズ機は最下位になってしまいましたね。実際、あの重量を知人に薦められるか?と聞かれたら、正直薦めれないです。ある種の修行みたいなものなので。子どもを連れて、あれを毎回持ち出すことは不可能です。

また、APS-Cとマイクロフォーサーズは、高感度性能等も、さほど変わらず、画質にはほぼ差がありません。AF性能比較については、マイクロフォーサーズはE-M1で評価しているので良好ですが、それ以外のカメラを選択する場合、動体はAFで撮影するのは非常に難しいです。
ですが、E-M1を選択できる状況であれば、APS-Cよりもかなりオススメできるフォーマットです。F2.8通しのズームレンズでもAPS-Cの6割くらいの値段で買えますから。

CXフォーマットは、価格と携帯性から悪くはない選択肢なのですが、いかんせん、一眼画質としては、かなり最低レベルです。(PENTAX Qマウント除く) 日中のAF性能はすさまじいものがありますが、1台ですべて賄うには、確実に力不足です。おすすめしません。

 

最後に

ここでの結論はマイクロフォーサーズが最もコストパフォマンスに優れるという結果となりました。

子どもを撮る場合、携帯性なくしてシャッターチャンスはやって来ません。でも画質もある程度の品質を満たすものが欲しい、これが今回の結果に反映されたような気がします。トヨタ車の様な「80点主義」と似ていますね。

実際私も一時期マイクロフォーサーズのみで撮影していた時期もありました。当時はE-M1というカメラが発売されていなかったので、位相差方式AFのNikonの一眼レフD7000に乗り換えてしまいましたが、今再び1台しかカメラを持てない状況になったとしたら、E-M1とF2.8の12-40ZUIKOレンズを選択すると思います。

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この記事の著者

ruby

ruby会社員

子どもの誕生と同時にカメラに目覚め、これまでに4万枚以上の写真を20機種以上のカメラで撮影してきました。

プロではないですが、だからこそ伝えることが出来るものもあると思い、記事を書いています。

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