コンデジのF1.8とAPS−CミラーレスのF2.8の比較からわかるもの

DSCF7231

先日北海道某所の屋内でミニバレーの大会があったので、久しぶりに子どもや家の小物以外の撮影もしたいなと思い、スポーツ写真を撮ってきました。

撮影機材は富士フィルムのコンデジXQ1とミラーレスX-E2(レンズはXF18-55)です。

二日間の試合日程だったのですが、カメラは2台を同時に持っていったわけではなく、1日目はXQ1のみ、二日目はX-E2のみを持ち込みました。

当然、画質は二日目に使ったX-E2の圧勝だろうと思っていたのですが、意外にもそうはならなかったんですね。今回はそんなお話です。


スポンサーリンク

撮影結果は、総合的にはXQ1の勝ち

DSCF7232

これは私自身もかなり意外な結果となりました。もともとシャッターチャンスに対する強さは、以前のコンデジの速さに関する記事でも書いたとおり、XQ1は素晴らしいです。

RX100M3とXQ1から見るサブカメラとしてのコンデジのあり方 RX100M3とXQ1から見るサブカメラとしてのコンデジのあり方 | 初心者におすすめなデジカメの選び方を徹底解説!おもいで写真.com

ただし、これは画質面を抜きにした話であり、X-E2のようなAPS−Cクラスの、しかもJpeg画質最強の富士フィルムのX-Tranceセンサー搭載のカメラには当然及ばないだろうと思っていました。

しかし、実際に撮影した写真は、ほぼ互角と言って問題ない結果となりました。
(※実際に撮影した写真は、プライバシーを考慮し、今回は掲載しません)

背景のボケなどはX-E2の方が大きいですが、total画質としては、ほぼ両者に違いはありませんでした。

センサーサイズの差をレンズのF値が帳消しにしたという良い証拠

DSCF7230

一応今回の撮影環境について説明します。

【シャッター速度】どちらも1/320秒

【F値】どちらもズームレンズのワイド端開放でXQ1がF1.8、X-E2がF2.8

【AF関連】どちらもAF-C 顔認識はOFF

【その他】フィルムシミュレーションはどちらもPROVIA

以上のようなほぼ同様の設定で撮影を行いました。

F1.8とF2.8はISO感度で1段強分の差

今回互角の結果を生み出し最大の要因はレンズのF値です。

ミニバレーの会場は、それほど明るくなく、先ほどの設定で、露出補正無しで撮影した場合、ISO感度は、XQ1でISO1250、X-E2でISO3200になりました。大体F値の差と同様1段強の違いが出ていますね。

もっとも、カメラに表示されているF値は厳密にはその数字どおりではないため、あくまで目安に過ぎませんので、そこはご了承下さい。

実際にXQ1のISO1250とX-E2のISO3200を比較してみる

ミニバレーの写真は出せませんが、別の被写体で今回と同じISO感度で比較してみたいと思います。

なお、違いが見やすいように、フィルムシミュレーションを色が濃い目に出るVelviaにしています。

まず、XQ1のISO1250

DSCF1399

 

続いてX-E2のISO3200

DSCF7228

APS一眼とコンデジの違いこそあれ、さすがに富士フィルム同士、色の出方がそっくりですね。ただ、これだと分かりにくいので、拡大して比較します。※クリックし、拡大して御覧ください。

DSCF1399ab

 

いかがでしょうか。厳密に見ると露出が少し違うような気がしますが、 画質としてはアップで見ても殆どXQ1とX-E2に違いはありませんね。むしろ、XQ1の方が、ごくわずかにノイズが乗っているものの、ディテールがきちんと残っている気もします。

おまけ:XQ1のISO2500とX-E2のISO6400での比較

おまけでそれぞれもう1段分ISO感度を上げた状態での比較もしてみました。どちらも殆ど画質が落ちてませんね。

DSCF1400ab

 

さらにおまけ:XQ1とX-E2とα6000の比較

更におまけでα6000のISO6400も追加しておきます。α6000も富士フィルム側の設定に合わせて、クリエイティブスタイルをVelviaと同じ性質を持つビビッドにしています。

ホワイトバランスの影響もあるとは思いますが、メーカー毎に色の出方が全く違うという良いサンプルですね。

DSCF1400abc

 

F1.8のコンデジとF2.8のミラーレス まとめ

今回はコンデジのF1.8って馬鹿にできないなーと改めて思う一件でした。

もちろん一眼でF1.8を使えば一眼の圧勝となるわけですが、少なくとも、一眼でもF値が大きい(暗い)キットレンズしか買わないのであれば、ハイエンドコンデジでF1台のものをチョイスしたほうがいい場合も出てくるかもしれません。

今回はX-E2というAPS-CのJpeg最強の機種で、しかも広角端2.8の比較的高性能のズームレンズをつけていたので、互角といえる結果になりましたが、これが他社のF3.5スタートのキットレンズであれば、XQ1が圧勝していた可能性もあります。

しかもXQ1も既に後継機であるXQ2が登場していますので、現行機種で対決したらもしかすると、もしかしたかも・・・ですね。

XQ1じゃなく、XQ2を選ぶべきだったかな?ちょっと後悔です(笑)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサーリンク




初心者におすすめなデジカメ 選び方完全ガイドへ

この記事の著者

ruby

ruby会社員

子どもの誕生と同時にカメラに目覚め、これまでに4万枚以上の写真を20機種以上のカメラで撮影してきました。

プロではないですが、だからこそ伝えることが出来るものもあると思い、記事を書いています。

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る