初代RX100からRX100M3へ買い換える価値が有るのか

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正統進化したRX100の後継機、RX100M3について予約購入した。

この記事を書いている5月26日時点では、もちろん私の手元にRX100M3はないわけだが、発売日を目前に初代からこのM3へと買い換える価値が有るのかを、主観ではあるが書いておこうかと思う。


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レンズの望遠端が明るくなることの意味

実は私の場合この望遠端がF2.8となったことに一番の期待をしている。

なぜなら、RX100のメインユーザーは、我が家では妻だからだ。

妻は私のようにカメラが好きなわけでもなければ、仮に使い方を教えたところでそれに従うタイプの人間でもない。つまり、カメラというものが、ズームすると一般的にはF値が暗くなって、写真の画質が落ちるということなど、知らない。いや、教えたところで、面倒臭がって考えようとはしない。機械に疎い人というのはそんなものだ。

カメラに慣れている人であれば、なるべくISO感度が上がらないよう、F値をなるべく低く抑えようと考える。しかし、妻のような一般ユーザーはそんなことは知らないから、光学ズームをガンガン使い、F値をどんどん大きくする。結果、画質はひどいことになる。

だからこそ、ラフに扱っても綺麗に写真が撮れる機材を妻には使ってもらうのが一番ということになる。RX100M3は望遠端でもF値が2.8に抑えられるため、広角端よりも1段強しか暗くならない。これまでのRX100、M2の望遠端がF4.9だったことを考えると2段近くIS0感度を下げることが出来る。

何も考えずに、適当にズームを多用しても、画質劣化が少ない。これは素晴らしいことだと思う。

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広角端が換算24mmスタートになるメリット

レンズの焦点距離が広角側に少し広がり、フルサイズ判換算で24mmスタートになった。

これまでは換算28mmだったので4mm広角になったわけだが、この4mmの違いが持つ意味について少し考えてみよう。

自分撮りができる液晶との相性がとても良い

私が所有しているのは第1世代のRX100で、液晶は固定式である。第2世代のRX100M2ではわずかながらチルトが出来るようになっているが、自分撮りが出来るようになったのはM3が初めてだ。

自分撮りをしたことがある人ならわかると思うが、自分撮りは当然カメラを自分で手に持って写真を撮るわけだ。つまり、自分の手の長さ分しか、カメラと被写体の距離を取ることができない。

これが28mmだと結構狭い。二人分の顔を入れようと思ったら、顔をかなり近づけなければいけなくなってしまう。

しかし今回24mmになったことで、多少歪みは出るものの、ある程度余裕を持つことが出来る。自分撮りの機能は、家族や恋人、またはブロガーくらいにしか用途はないかもしれないが、フレーミングが非常に楽になるため、一度使うと、なかなか手放せない機能だ。

使ったことのない人は、これを機に一度使ってみることをおすすめしよう。

ファインダーの搭載&NDフィルター内臓で屋外での使い勝手が大幅に良くなった

よくもこんな小さなボディにファインダーまで内蔵したもんだと思う。M2ではファインダーは外付け対応だったので、全体的にカメラが大きくなるのが嫌だったが、内蔵、しかもポップアップ式だから使わない時はしまっておけばいいし、使い勝手は大幅に上がると言える。

しかもNDフィルターが内蔵ということも非常に大きな進化点で、これのおかげで日中屋外のピーカン時でもF1.8が使えるということになる。初代の時もフィルターアクセサリーで対応できたが、内臓であればそれに越したことはない。

総評

望遠端が100mm相当から70mm相当にスペックダウンしていることを除いて、ほとんどこのカメラを買わない理由はない。

もっとも価格が初代の初値よりも2万円ほど上がってしまったことや、ボディが2割ほど重くなったことなど、多少初代に比べて落ちる部分もあるが、1インチという大型センサーを載せてこのスペックであれば、金銭面で問題なければ買いだろう。

欲を言えば、像面位相差センサーを載せてこなかったことだけはどうしても悔やまれる。このカメラのターゲットとするユーザーはどちらかというと風景などの静止物をメインとするカメラマンなのであろうと思うが、この性能にもし、一眼のα6000の像面位相差式のファストAFを載せていれば、数年はコンデジはこのカメラ以外不要と言えるレベルだったのではと思う。

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この記事の著者

ruby

ruby会社員

子どもの誕生と同時にカメラに目覚め、これまでに4万枚以上の写真を20機種以上のカメラで撮影してきました。

プロではないですが、だからこそ伝えることが出来るものもあると思い、記事を書いています。

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