勘違いしてはいけない初心者用デジカメの本当の姿

  • 2014-5-28
  • 最終更新日: 2015-01-11

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(注)この記事は、デジカメ初心者に向け、用語等もわかりやすく噛み砕いて表現しています。

一般的に初心者に進められるデジタルカメラって一体何が初心者向けなのか知っているだろうか?

これ、私が今までずっと疑問に思っていたことで、今でこそ「初心者用デジカメ」という表現はしなくなったものの、実際家電量販店ではエントリーモデルの位置づけで価格の安いデジカメが初心者用として定義されていると思う。

さて、この「初心者用」という言葉の影に潜む嘘を今回は書くことにしよう。


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廉価なカメラ=初心者用カメラとされている理由は一つ

「価格が安いから初めてのデジカメにぴったりでしょ?」

こういうことである。

初めてデジカメを買うユーザーとしては、デジカメにどんな種類があるのか、カメラによってどのような写真が撮れるのかなんて当然わからない。

わからないから家電量販店店の店員にどのカメラがいいか聞くわけだ。

すると、大概、購入しやすい廉価なモデルをオススメしてくる。

初心者からすれば、値段の違いでわかるのはせいぜい画素数であったり、液晶画面のドット数くらいだろう。知識がないのだからこれはしかたのないことだ。

中級者以上向けのデジカメがほんとうの意味での初心者用デジカメ

デジカメの◯級者レベルの分け方は、簡単に言うと、撮影の設定が細かく出来るかできないかだ。廉価なデジカメというのは、基本的にフルオートで撮ることを推奨されるため、余計なボタン類、機能等が省かれている。

また、中級者以上をターゲットにしているデジカメは、撮影素子、つまりセンサーサイズが大きかったり、オートフォーカス(ピント合わせ)が優秀だったりする。
よって中級者以上を対象とするデジカメのほうが、設定も細かくでき、さらに、センサーサイズの大きさから画質が良かったり、そしてオートフォーカスが優秀なため、ボケボケの写真にならずにすんだりするわけだ。

さて、ここで一度考えてみよう。初心者用カメラとはどういうカメラであるべきなのか。

フルオートで綺麗に撮れるカメラが初心者用カメラであるべき

私が思う初心者用カメラとは、

  1. カメラの電源を入れる
  2. 被写体に向けてシャッターボタンを押す

これだけの動作で『綺麗に』『ピンぼけなく』撮れるカメラが初心者用カメラとされるべきだと思っている。

では実際に廉価な初心者向けとされているカメラはどうだろうか。

背景の設定としては、「1歳位の動き回る小さい子供を、あまり明るくない屋内で撮りたいお父さん」と仮定する。

そして、カメラは一般的な1万円前後で買える平均的な性能のカメラを使うとしよう。

さて、結果はどうなるのか。

当然、惨敗である。

初心者用(安い)デジカメは晴天時の屋外でのみ、きれいな写真が撮れる

単純にこれだけを読むと、カメラに詳しい方々からいろんなツッコミが入りそうなので、補足しよう。

まず、先ほど出した結論は、あくまで、想定している背景が、「カメラをフルオートでしか使えない初心者お父さんが、あまり明るくない室内で動き回る子供を撮る場合」ということを念頭に置いてもらいたい。

ではなぜこのような結果になったのか考えてみよう。

先ほど「惨敗する」というのは、写真の画質がザラザラになったり、被写体である子供の姿がボケボケになるということである。

まず写真の画質がザラザラになるというのは、屋内の暗い環境下では撮影に必要なシャッター速度を稼ごうと、ISO感度が上がるからである。

ISO感度は一般的には上がれば上がるほど、写真はザラザラになる。ノイズが乗りまくるとでも言おうか。

そして、子供の姿がボケボケになるというのは、ピントが合っていないことが原因であり、これはオートフォーカス性能が悪いため、被写体の動きにカメラがついて行けてないのが主な理由だ。

子供を撮るために初心者お父さんが買うべきカメラ

きれいな子どもの写真が撮れない理由は先ほど書いたとおりだ。

ということは、逆に考えると、ISO感度が上がりにくくオートフォーカスが優秀なカメラを買えばいいということだ。

そうなると、必然的に中級者向けのデジカメが候補に上がる。

中級向けのデジカメは、いろんな細かい設定が出来るということもあるが、廉価版のデジカメに比べて、レンズ性能が高いためISO感度が上がりにくく、オートフォーカスも優秀なものが搭載されている事が多い。

なぜレンズ性能が高いとISO感度が上がりにくいのか?という疑問もあると思うが、これについては、また別のコーナーで個別に説明しようと思う。

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この記事の著者

ruby

ruby会社員

子どもの誕生と同時にカメラに目覚め、これまでに4万枚以上の写真を20機種以上のカメラで撮影してきました。

プロではないですが、だからこそ伝えることが出来るものもあると思い、記事を書いています。

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