『勝手にF値(絞り)が上がります(絞られます)』の対策法

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コンパクトデジカメではあまり考えることもなかった絞り。

人間の目で言えば、黒目(瞳)やまぶたに相当するこの機構について、葛藤を感じたことはありませんか?

私は多分にあります。


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折角の大口径レンズでなぜ絞らなければならないのだ、という悩み。

カメラの画質は、一般的にある程度絞りを絞ったほうが、良くなる傾向にあります。

でも御存知のとおり、絞るということはF値を大きくするということですから、シャッター速度が下がる、またはISO感度が上がることになりますよね。これは私自身もかなり悩みました。

高価な大口径レンズなどでもこの傾向は変わりませんので、最高の画質を得ようと思うと、どうしても絞らなければならず、結局F1.4のレンズでもF2.8とかF4まで絞って使うことになります。

風景撮りなら問題ない

この問題も風景撮影を主とするのであれば、特に問題はないでしょう。三脚を使えばいいだけの話ですからね。

問題は、暗所での人物撮影です。子どもの発表会、学校祭など、室内イベントにおいては、シャッタースピードが稼げないので、どうしても絞り開放で撮らざるを得ません。

最近のデジカメはオート設定で最初から絞るように設定されている

これ、私にとっては結構な問題です。

デジカメのモードは、AV(絞り優先)、SVorTV(シャッタ速度優先)、P(プログラムオート)、M(マニュアル)という主に4つのモードが搭載されています。

一般的にデジカメのハウツー本などでは、AVかTVで撮るように薦めてくることが多いですが、私にとっては、この設定方法は、万能な設定方法ではないと思っています。

多くの機種でカメラ側の電子制御は、AVであろうと、TVであろうと、Pであろうと、1段分(例えば、開放F値が2.8のレンズならF4まで絞ること)以上勝手に絞ってくれちゃいます

絞るということは、画質を良くするために有効な手法である一方、その代償として、ISO感度をあげるか、シャッタースピードを落とすということになります。光量が十分な日中の屋外であれば、問題になりませんが、室内撮影が多い場合は、かなりの画質低下は免れません。

なので、私としては、光量が十分ではない場所では、絞りは開放固定という設定であって欲しいと思いますね。

対応策

上記理由から、対応策としては、カメラに勝手に絞られないようにすればいいということになります。

これを実現するには、絞り(Av)とシャッター速度(Tv)を両方共、ユーザーによる制御ができればいいということになります。カメラ側で自動制御してもらうのは、ISO感度だけということですね。

しかし残念ながら、このような設定は、すべてのデジカメ(一眼)で出来るわけではありません。

特に廉価機の場合、同時に2つの動作を制御する機能を持つカメラは少ないですね。SONYのNEXシリーズも、α6000から初めてMモードを使うことにより出来るようになりました(それまでは、MモードがISOオートにならなかった)。PENTAXなどでは、TAvモードという、最初からどちらも制御できるモードも備えているので、そちらをつかってもいいでしょう。

とにかく、最初のカメラ選びの段階で、AvとTvを同時制御出来るカメラをチョイスしない限り、問題は解決できないということになります。

万能なカメラはないということ

ここまでカメラ側の自動制御のせいで、絞り開放が使えないということを書いてきましたが、これはあくまで、室内撮影がメインとなる、幼い子どもがメインの被写体である場合です。風景撮影の場合は、絞らないで撮影するということはあまりないですから、風景写真派の方にとっては何の問題もない話です。

つくづく、万能なカメラはないということを思い知らされますね。

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この記事の著者

ruby

ruby会社員

子どもの誕生と同時にカメラに目覚め、これまでに4万枚以上の写真を20機種以上のカメラで撮影してきました。

プロではないですが、だからこそ伝えることが出来るものもあると思い、記事を書いています。

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